動画の容量と保存 · 参考資料確認日 2026年9月15日
EOS R8は128GBで4K60を何分撮れる?標準・軽量とカードの選び方
EOS R8の128GBでは、4K UHD・59.94/50.00fpsのIPB標準が約1時間14分、IPB軽量が約2時間21分です。Canon LogとHDR PQを両方OFFにした公式の総記録時間で、連続して撮れる時間を保証する数字ではありません。
まず圧縮方式とLog/HDRの設定を確認する
同じ4K60でも、IPB標準と軽量ではカードに入る合計時間が変わります。先にカメラの圧縮方式、Canon Log、HDR PQを確認すると、違う条件の時間を当てはめずに済みます。
旅行で短い動画を何本も撮るなら、撮影予定の合計時間とこの表を比べます。軽量へ変える場合は、実際に撮りたい動きや細部を短く試し撮りし、編集後の見え方も確かめてから選んでください。
| 4K UHD 59.94/50.00fps | 128GB合計 | 映像のみ | 公式ファイルサイズ |
|---|---|---|---|
| IPB(標準) | 1時間14分 | 230Mbps | 1647MB/分 |
| IPB(軽量) | 2時間21分 | 120Mbps | 860MB/分 |
10bitのIPB標準ではV60以上が必要
4K60のIPB標準は、8bitではUHSスピードクラス3以上、Canon Log 3やHDR PQを使う10bitではV60以上が条件です。容量が128GBであっても、必要な書き込み性能を満たすとは限りません。
上の74分・141分はLog/HDR OFFの表です。10bitへ変更したあとに、カード速度だけを見直して同じ時間を使い続けないでください。撮影設定に対応する時間表も合わせて確認します。
| 設定 | 必要な速度クラス |
|---|---|
| IPB標準・8bit | UHSスピードクラス3以上 |
| IPB標準・10bit(Canon Log 3 / HDR PQ) | ビデオスピードクラスV60以上 |
| IPB軽量・8bit/10bit | UHSスピードクラス3以上 |
230Mbpsと1647MB/分は別の公式値
Canonは映像ビットレート、ファイルサイズ、カードごとの総記録時間を別々に掲載しています。230Mbpsは映像のみで、音声やメタデータを含みません。映像の単純な逆算値で、公式の1647MB/分や74分を置き換えないことが大切です。
この時間表の音声条件は「音声圧縮:する」(AAC)です。音声を含めて実際のファイルがどれほど増えるかを調べたい場合は、本番と同じ設定の短い動画のサイズを使うと、準備する空き容量へつなげやすくなります。
カード容量と長回しの準備を分ける
撮りたい場面の合計時間を出したら、既存ファイルを残したカードの実際の空き容量を確認します。公式表いっぱいまで使う前提にせず、撮り直しや静止画の分を残して計画してください。
長いインタビューなどでは、合計時間だけで準備を終えず、1回の上限、熱、電池を別に確認します。本番に近い温度・給電・設定で必要な長さの試し撮りを行い、予備カードと撮影後の保存先も用意します。
参考資料
- Canon EOS R8 詳細ガイド
https://cam.start.canon/ja/C013/manual/c013.pdf
確認日:2026-09-15
表の映像ビットレートに音声・メタデータを含めない。MB定義はNOT ESTABLISHED。