動画の容量と保存 · 参考資料確認日 2026年9月23日
Bigtableのサイズ制限:セル・行の推奨値と変更操作の上限を区別する
Bigtableでは、設計上の推奨サイズと、超えてはならないサービス上限を分けて判断します。同じ100 MBでも、行に含まれる値の合計では推奨値、セルではサービス上限です。セル、行、mutation、行キーをそれぞれ確認してください。
推奨はセル値10 MB、行の値の合計100 MB
Bigtableが推奨するサイズは、セル値が10 MB、行に含まれる値の合計が100 MBです。これらを超えた場合はスキーマを見直す目安になりますが、推奨値を超えたこととサービスの最大サイズを超えたことは同じではありません。
たとえば、行の値の合計が100 MBを超えたという情報だけでは、行のサービス上限を超えたとは判断できません。推奨から外れた構造の見直しと、最大サイズに対する判定を分けて進めてください。
セル・行・単一mutation・行キーには別々の最大値がある
サービス上限は対象ごとに異なります。セルが収まっていても行全体や単一mutationが収まるとは限らないため、書き込む値だけでなく、それをまとめた行と変更操作も確認します。
Bigtableのこの制限表では、KBとMBは2進単位として定義されています。表記を一般的な10進単位のKB・MBとして扱わず、測定する側の単位をそろえて比較してください。
| 対象 | 最大サイズ |
|---|---|
| セル | 100 MB |
| 行 | 256 MB |
| 単一mutation | 200 MB |
| 行キー | 4 KB |
推奨超過はスキーマを見直し、最大値超過は該当する構造を分割する
対象データのセル値、行に含まれる値の合計、行全体、単一mutation、行キーのサイズを確認します。推奨値を超えている対象と、サービス上限を超えている対象を分けて記録してください。
推奨値を超えている場合は、セルや行にまとめるデータの範囲を見直します。サービス上限を超えている場合は、そのままの構造では条件を満たさないため、大きすぎるセルや行を分ける、mutationを分ける、行キーを小さくするなど、超過した対象を縮小する変更が必要です。
mutationだけを分けても、セルや行そのものが大きすぎる問題は残ります。変更後は一つの数値だけで済ませず、各対象を同じ単位で測り直し、それぞれの上限内か確認してください。
参考資料
- Bigtable quotas and limits
https://docs.cloud.google.com/bigtable/quotas
確認日:2026-09-23
- Bigtable schema design
https://docs.cloud.google.com/bigtable/docs/schema-design
確認日:2026-09-23