動画の容量と保存 · 参考資料確認日 2026年9月19日
Google Cloud Storageはmultipartでも5 TiBまで:再開方法と後片付けの違い
multipartに分割しても、Google Cloud Storageの1オブジェクトの上限は増えません。最終サイズを上限内に収めたうえで、使うクライアントと中断からの再開方法、未完了データの後片付けに合わせてアップロード方法を選びます。
最終オブジェクトは5 TiBまで、再開と保存の扱いは方式ごとに異なる
Google Cloud Storageの最終オブジェクトの上限は5 TiBです。resumable uploadでもXML multipart uploadでも、この上限は変わりません。分割して送れる容量と、完成した1オブジェクトに収められる容量を分けて考えてください。
XML multipartは最大10,000パートで、各パートは最大5 GiB、最終パートを除いて最小5 MiBです。パート数とパートサイズの条件を満たしていても、合計が5 TiBを超える1オブジェクトは作れません。「10,000 × 5 GiB」を最終容量の上限として扱わないでください。
resumable uploadのセッションの有効期間は7 days(7日間)です。一方、未完了のXML multipartは、明示的に完了・中止するか、ライフサイクルルールで削除されるまで残ることがあります。この違いは、中断後にどのように作業を続け、不要なデータを片付けるかに関わります。
XML multipartでアップロード済みのパートは、完了前でもストレージ使用量に算入されることがあり、条件に応じて早期削除料金の対象にもなります。未完了だから保存や料金を考えなくてよい、とはいえません。
最終サイズを確認してから、再開方法と未完了データの処理を決める
最初に、完成させる1オブジェクトが5 TiB以下か確認してください。超える場合はアップロード方式の切り替えでは解決できません。1オブジェクトを5 TiB以下に収めるよう、保存する単位を見直します。
次に、利用クライアントが対応する方式と、中断後に必要な再開方法を確認します。resumable uploadを使う場合は、セッションの有効期間を踏まえて作業を計画します。XML multipartを使う場合は、パート数・各パートのサイズ・最終合計サイズをそれぞれ照合してください。
XML multipartでは、未完了のまま不要になったアップロードを明示的に中止するか、ライフサイクルルールで削除するかも決めておきます。保存使用量と適用される早期削除料金を含めて確認してください。方式を選ぶだけで、転送完了や費用の結果が保証されるわけではありません。
参考資料
- docs.cloud.google.com
https://docs.cloud.google.com/storage/quotas
確認日:2026-09-19
- docs.cloud.google.com
https://docs.cloud.google.com/storage/docs/resumable-uploads
確認日:2026-09-19
- docs.cloud.google.com
https://docs.cloud.google.com/storage/docs/xml-api/put-object-multipart
確認日:2026-09-19