動画の容量と保存 · 参考資料確認日 2026年9月17日
SIGMA fp LのCinemaDNG容量とメディア選び:SDか外付けSSDか
SIGMA fp LのUHD CinemaDNGは、ビット深度だけでなくフレームレートによっても使えるメディアが変わります。29.97fpsは12・10・8bitとも記録表で外付けSSDが対応、SD UHS-IIは非対応です。まず撮影設定を決め、記録可否と必要容量を順に確認しましょう。
8bitでも29.97fpsと25fpsでは使えるメディアが異なる
現在掲載されているFW3.0版マニュアルの78ページでは、UHD CinemaDNGの29.97fpsは、12bit・10bit・8bitのいずれも外付けSSDへの記録が可能で、SD UHS-IIへの記録は不可とされています。SDカードの容量を増やしても、この記録可否の条件を満たすことにはなりません。
8bitの25fps・24fps・23.98fpsは、同じ表でSD UHS-IIと外付けSSDの両方が記録可能とされています。「8bitならSD」とまとめず、ビット深度とフレームレートを組み合わせて確認してください。すべてのメディアで動作が保証されるわけではないため、使う製品はSIGMAの対応情報とも照合します。
| bit/fps | 公式rate・派生GB/分 | SD UHS-II / SSD |
|---|---|---|
| 12bit 29.97 | 3020Mbps・22.65 | 不可 / 可 |
| 10bit 29.97 | 2500Mbps・18.75 | 不可 / 可 |
| 8bit 29.97 | 2000Mbps・15.0 | 不可 / 可 |
| 8bit 25 | 1670Mbps・12.525 | 可 / 可 |
| 8bit 24 | 1610Mbps・12.075 | 可 / 可 |
| 8bit 23.98 | 1600Mbps・12.0 | 可 / 可 |
12bit・29.97fpsは計算上22.65GB/分
UHD・29.97fpsの公表ビットレートは、12bitが3020Mbps、10bitが2500Mbps、8bitが2000Mbpsです。1GBを10億バイトとする十進換算では、順に22.65GB/分、18.75GB/分、15.0GB/分に相当します。
UHD・8bitでは、25fpsが1670Mbpsで12.525GB/分、24fpsが1610Mbpsで12.075GB/分、23.98fpsが1600Mbpsで12.0GB/分相当です。これらはビットレートからの計算値です。音声・メタデータの容量、メディアの実使用可能容量、連続撮影できる時間は、この数値だけでは確定しません。
記録表と個別メディアの対応を確認して準備する
2026年9月17日時点のファームウェア案内はVer.3.02で、Ver.3.00では4TBの外付けSSDへの対応が追加されています。Ver.3.02の修正はテザー撮影時の表示に関するものです。掲載されている記録表は引き続きFW3.0表記で、それより新しい版の記録表は確認できていません。
準備は、ビット深度とフレームレートを選び、記録表でSD UHS-IIか外付けSSDかを確認するところから始めます。その後、予定時間の容量を計算し、SIGMAの対応情報で実際に使うメディアを確かめてください。4TBへの対応だけで、任意の4TB SSDの動作や長時間の連続記録が保証されるわけではありません。
参考資料
- SIGMA fp L 使用説明書 FW Ver.3.0
https://www.sigma-global.com/en/support/download/fp_L_Manual_FW_Ver.3.0_EN.pdf
確認日:2026-09-17
UHD CinemaDNGのbit depth/fps別bitrateとSD/SSD対応表。
- SIGMA fp L firmware
https://www.sigma-global.com/en/support/firmware/fpl/
確認日:2026-09-17
current firmware 3.02とVer.3.00の4TB SSD対応。