動画の容量と保存 · 公式資料確認日 2026年9月9日
プロキシ録画をONにすると容量と必要カード速度はどう変わる?
容量はメイン映像にプロキシ分が加わり、必要なカードクラスも変わる場合があります。Sony FX2なら16Mbpsのプロキシは計算上1時間で7.2GB分。さらに、通常のXAVC HS 4KはプロキシOFFのU3/V30以上から、ONではSDXC V60以上へ変わります。容量の足し算だけでカード選びは終わりません。
保存容量は、メインとプロキシを別に足す
FX2はメインの動画と同時に、低ビットレートのプロキシを記録できます。XAVC HS HDでは16Mbpsまたは9Mbps、XAVC S HDでは6Mbpsという設定があります。以下は各レートを1時間続けた場合のストリーム容量で、Sonyが保証する完成ファイルサイズではありません。
例えば16Mbpsは16×3600÷8÷1000=7.2GB。メインの予定容量を別に求めてから加えます。メインとプロキシを合算済みの実サンプルを入力する場合には、同じプロキシをもう一度加えないようにします。
| プロキシ設定(公式) | 画面サイズ(公式) | GB/時(計算) |
|---|---|---|
| XAVC HS HD・16Mbps | 1920×1080 | 7.2 |
| XAVC HS HD・9Mbps | 1920×1080 | 4.05 |
| XAVC S HD・6Mbps | 1280×720 | 2.7 |
カード要件は、プロキシONの行で引き直す
FX2の通常のカード表では、XAVC HS 4K・OFFは最大200MbpsとU3/V30以上のSDHC/SDXCを掲載。ONの行は200Mbps+最大16Mbps、SDXC V60以上です。別の選択肢としてCFexpress Type Aもあり、ONではVPG200以上の指定が付きます。
200+16=216Mbps、8で割ると27MB/sですが、これを理由にV30でよいと判断してはいけません。容量を考えるための算術と、メーカーが定める使用可能カードは別です。
記録形式や可変設定が違えば、表も変わる
同じFX2でも、XAVC S-I 4KのプロキシON行は600Mbps+最大16Mbpsで、掲載媒体はCFexpress Type A・VPG200以上です。OFFのSDXC V90という指定をONへ持ち込めません。
Fixed/Variable SelectをVariableにした場合は別のカード表を見ます。そこではXAVC HS 4Kの最大250Mbps、XAVC S 4Kの最大280Mbpsなどが使われています。最大値を撮影全体の平均値として容量保証へ変換しないでください。
プロキシが使えないフレームレートもあります。FX2では119.88p/100pや24.00p、120fps/100fpsの設定に制約があるため、撮影前に対象モードでONにできるかを確認します。
編集のために残す量まで決めておく
プロキシはメインと別の映像ファイルです。撮影カードの消費だけでなく、コピー先に両方を残すのかでも必要な空きが変わります。撮影後にメインだけを取り込むのか、プロキシも編集へ渡すのかを先に決めると、転送時の見落としを減らせます。
FX2ではカメラ内でメインとプロキシを独立して削除・保護できず、メイン側の操作が両方に及びます。容量を空けるために何かを消す前に、保存先へ必要なファイルがそろっているか確認してください。
公式資料
- Sony FX2:プロキシ設定(英語)
同時記録と6/9/16Mbps、フレームレート制約。
- Sony FX2:使用可能カード(英語)
プロキシON/OFFとVariableを区別した媒体表、SDHC分割。